1. 仙台にある『甘味処 彦いち』の魅力

 仙台市の中心街に位置する『甘味処 彦いち』は、長年にわたり多くの人々に愛されている甘味処です。
 『甘味処 彦いち』は、仙台市営地下鉄南北線の勾当台公園駅から歩いて5分位の場所にあり、にぎやかなアーケード街から一歩入った、昭和の感じが色濃く残る、京都にありそうな狭い石畳の路地にあります。

(出典 ximg.retty.me)

 昭和50年代初め、この界隈は飲み屋街で、『甘味処 彦いち』の建物は、かつての料亭を改装した趣あるお店です。部屋の間取りは当時と同じなのだそうです。玄関をくぐると、幾重の年月を経て味わいを増した木のぬくもりや、土壁の感じが、昔なつかしい和の空間を演出しています。そんな趣のある店内で、ていねいに手作りされた和スイーツを楽しむことができます。

 『甘味処 彦いち』では、昔ながらの製法を守りつつ、現代の味覚にもマッチするようなメニュー作りがされています。手作りにこだわった数々の甘味は、その優しい味わいが訪れる人々の心をほっと和ませます。仙台を訪れる機会があれば、ぜひ一度『甘味処 彦いち』に足を運んでみてください。昭和の温かさを感じる空間で、絶品の甘味をぜひ堪能していただきたいです。これがきっかけで、昭和の香りを感じられる甘味の世界に興味を持つ方も増えるのではないでしょうか。

2. 甘味処『彦いち』で食べるづんだ餅

 仙台の名物スイーツといえば、新鮮な枝豆を茹でてつぶし、砂糖と少量の塩を混ぜた餡の「ずんだ」が真っ先に頭に浮かびますが、このずんだを餅の上に乗せたのが、「ずんだ餅」です。『甘味処 彦いち』では、「ずんだ餅」のメニューの表記は、「づんだ餅」です。枝豆を打って作る豆打(づだ)がなまって「づんだ」と呼ばれるようになったので、「づんだ」の表記が正しいのかもしれません。

『甘味処 彦いち』の「づんだ餅」は、見た目は鮮やかな若草色で、枝豆の青々とした香りと粒の食感が絶妙で 枝豆のつぶつぶ感が残り、香り高いクリーミーで甘さ控えめのづんだあんを、柔らかくもっちりとしたお餅に絡めて食べると、一度食べるとその美味しさの虜になってしまいます。この逸品は、地元の人々はもちろん、観光客にも大人気です。

 『甘味処 彦いち』の、昭和にタイムスリップした雰囲気の中で味わうずんだ餅は、旅の疲れを忘れさせてくれることでしょう。『甘味処 彦いち』で、ぜひ一度、至福の甘味を堪能してみてください。

3.気になるあんみつもはずせない

 『甘味処 彦いち』の、どこか懐かしさを感じる和のスイーツの豊富なメニューの中で、見逃せないのがあんみつです。あんみつといえば、たっぷりのつぶあん、色鮮やかなフルーツ、そしてシャキッとした食感の寒天が特徴ですが、『彦いち』のあんみつは、さらにこだわりを感じる一品となっています。和のスイーツファンにはたまらないその魅力に迫ってみましょう。
 みつは、さっぱりしていてコクのある「白みつ」か黒糖の味と香りが濃厚でコクのあるしっかりとした甘さの「黒みつ」の2種類から、あんこは、あっさり上品な「こしあん」・小豆の味が前面に出た、濃い味の「つぶあん」・「ずんだ」に白餡を混ぜなめらかにした餡で、豆臭さのない上品な味の「づんだあん」の3種類から選べます。小ぶりな容器にしてどっしりという感じで、安心・安定の味です。たっぷりのフルーツが盛られ、フルーツ・それぞれの味のあんこ・つるつるの舌触りで噛むとプリッとした歯ごたえの手作り寒天・モチモチの求肥・塩味のアクセントの豆に、とろりとかけた蜜でひとつにまとまり、優しい甘さのハーモニーを堪能できます。
 『甘味処 彦いち』のあんみつの中に入っている豆にもこだわりがあり、えんどう豆を一晩水に浸して、2時間かけて炊いているそうです。ほんのり塩味でほっくりしていて、もっと食べたくなる味に仕上がります。

4.基本情報

『甘味処 彦いち』の基本情報を詳しくご紹介いたします。

場所は、仙台市営地下鉄南北線の勾当台公園駅 南出口3から210mで、歩いて3分です。

店舗概要

 住所:宮城県仙台市青葉区一番町4-5-41

電話:022-223-3618

営業時間:午前11時~午後5時30分(L.O.)

定休日:月曜日毎週月曜日・年末年始 12月29日から1月1日
月曜日が祝祭日の場合は休まず営業。(翌日振替休業)

駐車場:近隣に有料駐車場「一番町高速パーキング」有り
1,500円以上ご利用で駐車料金1時間無料

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